新しい環境になり新しい人との出会いがあると、人間関係を構築していくことから始めなければなりません。

新人看護師は看護学校を卒業して社会に出てきて間もなく、はじめて社会に触れるという人も少なくないでしょう。
また、看護師の国家資格は取得したものの知識や技術はまだまだなので、看護師としては一人前ではないという前提で病院での指導が始まります。

そんな時に新人看護師が密に接するのが、指導係となる看護師です。
看護師としての心構えや知識や技術、日々の仕事について一から指導を受けることになる、非常に頼りになる先輩です。
そしてその一方で、怖い先輩とも言える存在でもあります。
そんな指導係の先輩を始め、新人看護師の周りには、常に看護師や医師など、一緒に働くべき医療従事者がたくさん存在しています。
しかし、新人だからというだけで恐縮する人が多く、人見知りでなかなか打ち解けることができなかったり、過度に緊張をすることもあるため、なかなか人間関係が築けないという人も少なくありません。

看護師は、一人ひとりの力量も確かに大切ですが、医療チームで仕事をするためには仲間とコミュニケーションを取りながら仕事をすることが大切です。
そのため、良好な人間関係を構築する必要があります。
新人看護師は、なかなか人間関係を作ることができない、なじめないといったことで悩みを持つ人が圧倒的に多いです。
しかしいつまでも悩んでいるだけでは前に進めないため、積極的にコミュニケーションを図る必要があるでしょう。